250TR フレーム加工
今回作製車輌は、サドルシート使用を前提としカスタマイズしております。
当カスタマイズ時リアーフレーム後方が大きく残りますと、完成車輌のバランスを台無しに致します。
私感、トラックの荷台を訪仏させます故、切断処理を施工致します。
一般的にシートフレーム切除は、リアーサスペンション取付け部のガセット形状部を、保々保々残し加工します。
大きな応力を受止める部位故、切断部をしっかり処理し強度保持しなければならず、加工を敬遠されがちな部位と相成ります。
垂直に切り落としますと色気の無いやっつけ作業感御座います故、弧を描く様切断し加工作業を行っております。
追加工の感を出さぬ様、加工することを心掛け施工しております。
笑い事でも無く、当作業をパテにて処理する車輌も拝見した事御座います。
上記処理はナンセンスの極みと相成ります。
強度保持の為、上画像の当て板を作製し溶接にて補強作業を施工致します。
溶接作業が完了し、これより整形作業に移行と相成ります。
フレーム裏側含め、抜かりなく整形完了致しました。
後は塗装を施工し加工完了と相成ります。
サドルシートやリアーフェンダーを取付けし、完成と相成りました。
当作業施工によりリアー廻りが簡素化され、大変スタイリッシュに仕上がりました。
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