SR400-Ⅲ アウターチューブ再生
キャブレータのモデルは実質10年以上経過している車輌が多分を占めますので、上画像の様に
フロントフォークアウターチューブ部の腐食著しい物が散見されます。
車輌の保管状態いかんですが、走行の少ない車輌程腐食著しい物が多く見受けられます。
車輌を動かしていないと酸化を促進する物質が停滞し易くなるものと推測しております。
この様な乱暴な作業は、大半バイク屋の仕業ですので困り果てます。
当社としてはいい加減なタッチアップ程現状回復作業が楽ですので、あまり問題としておりま
せんが”これで良し”とする販売店又は購入者も存在すると言う事なのでしょう。
一度ポリッシュ加工し、鏡面仕上げ→ヘアライン加工→クリアー塗装
現状回復作業ですので鋳肌は残しております。
トップブリッジも同様の作業にて現状回復作業致しました。
アンダーブラケットは鋳物ですので強度の問題から研摩作業をするべきでは無く、再塗装を施し
ております。
この様なマテリアルの持つ、塗装では表現し難い部位が多いのもSRの魅力と感じております。
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