バンバン200 配線修繕作業
先週も寒い中沢山の御来店誠に感謝しております。
今月はSR400の御契約比率が高く、てんてこ舞しております。
御契約車輌作業の間隙を縫って、車輌持込の修繕作業も行っております。
上画像は他店にてUSBポートをお取付けされた御客様のバンバン200です。
当店ブログを拝見頂き修繕作業依頼を頂きました。
誠に有難いことです。
御約束のアクセサリー配線からの給電結線なのですが、結合部が膨らみすぎです。
多分、エレクトラタップでの結線と思われます。
ビニールテープでの作業というのも、なんとも不細工ですので修繕します。
USBポートのKITに付属していたのでしょう赤いプラスチックの部品がエレクトラタップです。
結線内部は上画像の様に外側から金属部品で無理やり被服を突き破り、導通確認後作業終了と
いう少々乱暴なツールです。
エレクトラタップにはサイズが数種類有り、配線径に最善なサイズを使用する分には問題無
しとされておりますが、私的考えではNGツールの一つです。
作業部位の確認不可能、配線部機械強度低下の危惧、美観がその理由です。
割り切れば便利なツールですが、当社美学の問題が多分に絡む部位です。
バッテリーよりリレーを介す給電方法に変更しますので、同色配線にて修繕しました。
エレクトラタップ使用部は必ず数本断線していますので一度切断し、ハンダ結線します。
数ミリ配線が短くなるのを嫌い、在庫同色配線を使用し他配線と長さを合わせております。
導通不良は、ほぼ端子部にて起こりますので、リレーのカプラーから配線を作り直し取付けし
ております。
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