磨耗品の交換時期のお話
地味なお話になりますが、消耗品、磨耗品の交換理由を御説明させて頂きます。
消耗品、磨耗品には消耗、磨耗による交換と経年劣化による交換時期が御座います。
上画像のタイヤは溝は9分以上有りますが、経年劣化によるヒビが見受けられます。
油分の揮発により起こります症状ですが新品タイヤを御用意頂き、パターン角を爪で押し比べて頂くと新しい
タイヤは柔らかいのが良く解ります。
長期間使用されていない車輌に良く見受けられる症状ですが、車体カバー等で紫外線を防げば幾分劣化を防げ
ます。
磨耗に関してはタイヤサイドに△マークが有り、△マークのあるタイヤパターン中心部は5mm程度溝が浅く
この部位が路面に接地する前に交換となります。(△マークのある溝が浅い部位名称をスリップサインと言い
ます)
当社では納車整備の段階でタイヤはほぼ交換致します。
車輌購入後近々の出費は趣味を楽しむ上で非常にストレスとなりますので、程度として1年以内の現状回復が
無い様心掛けております。
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