SR400-Ⅲ ボバーカスタム作製
G/W明けの一台目SR400-Ⅲに着手しております。
休みボケしている暇は有りませんので、ひたすら作業に励んでおります。
難儀な作業は上画像のアルミポリッシュ部の現状回復作業となります。
経験則では年式の割に低走行な車輌程この作業が大変となりますが、この車輌も例外無くと言った処です。
表面のクリアー塗装を剥離しサンドブラスト作業後、ひたすら磨きます。
作業効率の改善を模索しておりますが、機械で出来る仕上がりには限界が御座いますので、最終的には手作
業となります。
新品部品の供給はあるのですが、交換には数万円のプラスアルファが必要となる為、車輌販売価格の影響を
考慮しますとレストアが最善となります。
画像右下のインダクションシステムは鋳肌を残しクリアー塗装を施工しております。
分解しますとベアリング周道部はグリースに錆が混じり、それ以外のグリースは水分を含み軽度に白濁してお
り年輪を感じます。
上下ステム廻りを洗浄しグリースアップします。
ステムベアリング部には防錆の為、多量のグリースを塗布します。
今回作製のSR400-Ⅲはアウターチューブやトップブリッジ等ブラックにて塗装を施工致しました。
フロントホイールやディスクローターもレストアが完了し、男前が上がりました。
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