STEED400 フレーム加工
前回紹介させて頂いたSTEED400の車輌レストアとフレーム加工に着手します。
下廻りは事前に洗浄し足回りを分解します。
足回りは塗装にて黒とします故、上画像の様に取外しての作業となります。
塗装状態が粗悪でしたので前塗装を洗浄作業にて除去し、現状回復してからの作業となりました。
STEED400のリアーフレームは有機的造形をしております。
シートベースも補強不足と判断し、再溶接致します。
当作業の部位は露呈著しい部位故、完成時の様に大きく影響を及ぼします。
ドラッグスター400であればボルトオンパーツで可能なリアーフラットフェンダーカスタムも、他国産ア
メリカンバイクではフレーム加工が必須となります。
上画像の様造形の手直しをし鉄板にて開口部の蓋を作製、溶接の後整形致しました。
後はシートベース側面の造形を整え塗装となります。
当社設立前、90年代中頃より当作業は上画像の様に処理しております。
最近散見されますフレーム処理は、有る意味大胆を極めております。
カスタムアメリカンバイクは、特に粗悪なカスタマイズが多すぎる様な気がします。
←「STEED400 カスタム作製」前の記事へ 次の記事へ「STEED400 カスタム作製-2」→