SR400-Ⅱ MATサイクルカスタム作製
今回はフロントドラムブレーキのⅡ型車輌を使用し作製しております。
クラシカルな雰囲気を醸し出すには未だ重宝しておりますが、状態良好な車輌が年々減少しており修繕時点で
Ⅲ型の金額を大きく上回るケースも珍しくない車輌となりました。
当車輌は1997年モデルを使用しております。
90年代中以前のモデルはキックスターターが重く、E/G始動が難儀なうえ電気回路が旧式等、一見し
ただけでは解らないマイナーチェンジをしております。
”~90年中”と抽象的に表現している理由は、切換え時期が曖昧で年式が定まっていないが故です。
当社には”気楽にカスタムバイクを利用する”なる基本コンセプトが御座いますので、~90年中以前の車輌は
余程の事が無い限り仕入れしておりません。
しかし、上画像の様な腐食や劣化は避けられませんので原状回復に努めます。
端子部を磨きキルスイッチの錆びたボールは交換致しました。
ディマスイッチ内部の修繕作業は指で操作します部位故、操作感の向上が解りやすい部位となります。
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