ＳＲ４００ ポリッシュ部レストア作業
前回紹介させて頂きました作業の続きと相成ります。
E／Gサイドカバー右側、ドラムプレートも現状回復作業を行います。
レストア作業完了の様と相成ります。
ＳＲ４００は、ポリッシュ部の状態が車輌美観を大きく左右致します故、丁寧且つ入念に作業しておりま
す。
御興味あらば施工前状態を前回ブログにて拝見下さい。
上画像ドラムブレーキユニットは、グリース凝固によるカムシャフト作動不良顕著な部位故、レストア作
業の有無に関わらず分解清掃必須と相成ります。
ドリブンスプロケットの洗浄も行います。
ドラムブレーキ構成部品の洗浄レストアも施工しております。
凝固したグリースの洗浄、ブレーキシューの焼け付いた摩耗粉除去、各ネジタップ部の修正等作業は多岐
にわたります。
割ピンは再利用する物では御座いません故、新品交換と相成ります。
上画像がフロントドラムブレーキユニット完成の様と相成ります。
各可動部のグリースアップの他、当社ではカムを繋ぐシャフトに銅グリースを塗布し組付けしております。
分解しますと、当シャフトが固着しており調整不能の車輌が散見されます。
製造廃止部品故、新品交換も不可能となっております。
しかし、当部位の調整不能時ブレーキのタッチ調整が不可能と相成ります。
”ぐにゃぐにゃ”したスポンジーなタッチは保々保々当部位の調整不良が起因となっております。
リアードラムブレーキプレートのレストアも完了致しました。
上画像で、洗浄前ドリブンスプロケット刃先汚れ具合を御理解頂けると思います。
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