TW225 レストア作業
バイクシーズンもハイシーズンとなり、御来店や御問合わせが増しております。
誠に有難い事です。
中でもハイシーズンになりますと、TW225の御問合わせは急激に増加致します。
カスタム系ストリートバイクの中でも、不動の地位を確立しておりますTWですが、常態良好の車輌も減
り、当社でもレストア作業や部品交換部位が増加しております。
塗装部位は退色し、傷と共にアルミ地が所々散見されます。
特にキーシリンダー廻りは著しく塗装が摩耗しております。
キーホルダーに複数の鍵をまとめ使用しますと、上画像の有様と相成ります。
キーホルダーや複数の鍵が揺れ、メインキー内部のキーシリンダーを摩耗させるおまけ付です。
ヤマハのメインキーは上記理屈により、顕著に鍵の回りが悪くなります。
金属製のキーホルダーはオートバイ用では御座いません故、使用する事自体論外です。
アンダーブラケットも退色や腐食により、上画像の様と相成ります。
サンドブラスト処理にて古い塗装を剥離し再塗装を施工致しました。
トップブリッジも同様の作業を施工し、男前が上がりました。
ハンドルクランプボルトは、黒クロメイト処理のボルトに変更致しました。
今回レストア作業にて御紹介致しました現状回復は、ケミカル用品等での回復は困難を極めます。
ケミカル用品等では一時の誤魔化しは出来ても、根本の解決にはなりません。
故の作業と相成ります。
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