TW225 レストア作業
シリンダーガスケットの交換も完了し、レストア作業再開と相成ります。
先ずはフロントホイールから開始致します。
ディスクローター止ボルトは、錆の避けられぬボルトと相成ります。
高熱となるディスクローターを固定しますボルト故、鉄製を使用しております。
ステンレススチール製ボルトに交換しますと、錆の問題は解決しますが違う問題発生致します。
当社では総合的判断によりディスクローター取付け時、鉄製ボルトにて新品交換しております。
スポークの張替え作業は数万円の費用を要す故、普段より洗浄作業により現状回復しております。
御要望あらばスポーク新品交換致しますが、洗浄作業にてまずまずの仕上がりと自画自賛しております。
アンダーブラケットとヘッドライトステーは、光沢黒色にて塗装施工致しました。
今回作製車輌はウインカーランプやヘッドライト等、灯火類をバードゲージ付きの部品にて作製致します。
上画像のテールランプユニット等、灯火類は内部配線を加工後取付け致します。
昨今のアフターパーツメーカー製灯火類は、配線径が細くオートバイに使用するには少々頼りない線径と相成ります。
上画像の黄色配線がアフターパーツメーカー製のマイナス(-)配線と相成り0,4mm御座いません。
通常純正配線は保々保々0,5mm径を使用しております。
部位により、0,75mmや1,25mm(上画像左黒色配線)要するマイナス(-)配線として線径不足です。
上記線径不足により、ソケット絶縁部溶解や球切れ等の不具合が発生致します。
不具合防止の為新造しトラブルフリーを目指し作製しております。
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