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TW225 E/Gガスケット交換

250TRが一段落し、只今TW225”ブラックロンスイカスタム”を作製しております。

TW225は、ハイシーズンに入りますと極端に御契約数が増加します故、当社では夏の風物詩となってお

ります。

 

 

 

先ずはレストア作業から着手と相成ります。

上画像は、最早TWの持病と言っても過言無き症状が一つ、シリンダーガスケット不良です。

TW200前期型では見受けられ無かった上記不具合ですが、TW200後期型より散見されTW225

では当たり前となっております。

 

 

 

大半は上画像の様、シリンダー前部に不具合が発生致しますが、シリンダー後部に発生する事も御座いま

す。

何れにせよ作業に差異は御座いません。

 

 

E/GよりセルモーターやE/Gマウントを取外し、清掃やレストア作業を行います。

当作業は上記不具合に関わらず全車施工しております。

 

 

TW225の前部E/Gマウントはメーカー出荷時半光沢黒色をしております。

一体感無く格好悪い故、TW200同様光沢黒色に塗装し使用しております。

 

 

シリンダーガスケットの交換も完了し、組立て完了の様と相成ります。

余談となりますが、EXマフラーをE/Gに取付けの際、ステンレススチール製のボルトを使用しておりま

す車輌を散見致します。

車輌中、最も熱による膨張収縮を繰り返し且つ、最も温度変化の大きな部位に上記マテリアルはミスチョイ

スと相成ります。

ステンレススチールは可逆性乏しい特性を持つマテリアルの一つです。

錆を嫌っての選択と思われますが、純正採用素材からの変更を決断するには少々勉強不足です。

 

 

 

カスタマイズも完了し、フューエルタンクを取付けしますと完成と相成ります故、塗装屋さんからフューエ

ルタンク塗装完了の一報入る事を心待ちしております。

 


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