２５０ＴＲ Ｅ／Ｇレストア作業
前回に引き続き、２５０ＴＲのレストア作業を御紹介致します。
今回御紹介しますは、Ｅ／Ｇレストア作業と相成ります。
一般的なオートバイのＥ／Ｇは、シリンダやクランクケース、シリンダーヘッド等の外観部品にアルミニウム合金を使用しております。
鉄と比較し比重の軽いマテリアル（鉄３：アルミニウム１）ですが、腐食（錆）し易い短所御座います。
塗装は防錆を主に施工されております。
しかし、限界御座います。
上画像は、アルミニウムの錆（アルミニウムは白く粉を吹く様錆ます）が塗装を剥離した様と相成ります。
旧塗装を剥離し、再塗装を施工致します。
再塗装施工致しました。
塗装前に、徹底した錆除去作業を施工しております。
当社では２５０ＴＲのＥ／Ｇを、艶消し黒色にて塗装施工しております。
腐食過多のＥ／Ｇ左側も綺麗になりました。
当作業時、サイドカバー取付けメッキボルトも清掃しております。
シリンダーやシリンダーヘッドも上画像の様となり、男前が上がりました。
カムチェーンケースカバーは、オイル漏れ著しい部位と相成ります。
ガスケットを新品交換しております。
←「２５０ＴＲ レストア作業」前の記事へ 次の記事へ「２５０ＴＲ シーソー型シフトチェンジペダル加工」→